まずはご相談ください。輸送と現地体制の観点から、計画ごとに正直にお答えします。
茶室、和室、床の間——素材は日本から、日本の手で。
最初のご相談から竣工まで、そして最後の一点を飾るところまで、wanovaがひとつの仕事として担います。
1. 一点からでも、一室からでも。
床の間をひとつ、部屋の隅に。あるいは、一室のすべてを和の空間に。
どちらも、小さな仕事ではありません。
2.難しいのは、職人を見つけることではありません。見つけたあとの、すべての工程です。
海外で本物の和空間をつくろうとするとき、本当の課題は、よい作り手を探すことではありません。見つけたあとに続く、すべての工程です。
3. なぜ、日本から遠く離れて「本物」がつくれるのか
私たちは現地で主契約者にはなりません。
日本側——設計・製作・監修——に徹します。だからこそ、お客様の建築家や施工者と、協働の関係で仕事ができるのです。
設計 — 伝統的な和の建築に深い経験を持つ、日本の建築家・職人・アーティスト・ギャラリーとのパートナーシップ。
素材 — 日本で吟味して調達します。御山杉をはじめとする銘木、熊本の最上級藺草の畳、本美濃和紙、壁の土。素材そのものに加えて、その背後にある歴史と物語、意味までをお持ちします。
製作 — 仕事が求める場面では、日本の職人が現地へ渡り、お客様の現地の施工者・建築家と協働します。現地の建築法規と許認可は、お客様の設計チームと現地パートナーが担います。
そして、納期や予算が仕事の求める水準を支えられないときは、最初の会話でそう申し上げます。
4. 進め方 — 6つのステップ
5. 素材と、その背景
希少な素材は、常に手に入るとは限りません。手に入らないときは、代用せず、そう申し上げます。
御山杉(みやますぎ) — すべての神社の本宗とされる伊勢神宮。その神域に育った杉。
木曽の檜 — かつての御料林に育った材。
本美濃和紙 — 障子を透かす光の質を決める紙。
畳 — 熊本の最上級の藺草を表に。
土 — 壁は、土を選ぶことから始まります。
6. 建築とアートを、同じ空間に。
空間と作品は、最初からひとつのものとして選ばれます。どちらも、後付けではありません。
日本のアーティストたち、そして東京とニューヨークのギャラリーパートナーとともに、wanovaはその部屋のために作品を選びます。人間国宝から、いまも轆轤の前に立つ作り手まで。カタログからではなく。絵画を一点、漆を一点、器を一点——設えから始まるご縁も、少なくありません。
竣工の日、すべての作品が定位置に納まり、空間はひとつの構成として完成します。
7. 事例
邸宅・本格お茶室
東京 · 2023 — 数寄屋大工/藺草畳/障子
和カフェーハイエンド商業施設
東京 · 2022 — 数寄屋大工/竹/和紙照明
More at Works
海外での竣工事例は、進行中の計画を含め、公開できる段階に達したものからこのページに加えていきます。
8. 完成した茶室で、最初の一服を。
wanovaは東京・六本木で、茶を製(つく)っています。春に茶壺へ封じ、半年寝かせてから挽く——熟成抹茶です。
wanovaは東京・六本木で、茶を製(つく)っています。春に茶壺へ封じ、半年寝かせてから挽く——熟成抹茶です。
そして、壺は旅をします。江戸時代、宇治の茶壺は行列を組んで将軍家へ運ばれました——お茶壺道中。茶壺が旅に出るのは、いまに始まったことではありません。
完成したあなたの茶室で、封を切り、石臼で挽き、最初の一服を点てる。竣工の日に開く口切りの茶会まで、私たちはご一緒できます。空間だけでなく、そこに流れる時間まで、日本のままに。
よくあるご質問
対応できる国・地域は?
期間はどのくらいかかりますか?
規模によりますが、茶室・和室一室で、ご相談から竣工まで1〜2年が目安です。全体スケジュールはプランニング段階でご提示します。
自分の建築家・工務店と一緒に進められますか?
はい。協働が基本です。wanovaは日本側の設計・製作・監修に徹し、現地の法規・施工はお客様のチームがwanovaと連携しながら担います。
小さな床の間だけでも頼めますか?
はい。部分造作から、家具の一点、美術の一点からでも。一点から始めても、一室から始めても——どちらも、小さな仕事ではありません。
完成後のメンテナンスは?
素材ごとのお手入れをご案内し、必要に応じて日本から補修の手配をします。
やり取りは英語ですか?日本語でも相談できますか?
どちらでも。日本語でのご相談はもちろん、海外の設計チーム・施工者との調整は英語で行います。現地での職人との通訳も、私たちの仕事の一部です。