福森雅武

福森雅武(ふくもり・まさたけ)は、三重県伊賀の窯元「圡楽窯」七代目として、伊賀の土と炎が生む力強さを、現代の暮らしへ結び直してきた陶芸家。1944年伊賀生まれ。若くして家業を継ぎ、土鍋から日常の器、そして茶の湯の道具まで幅広く手がけます。素朴な土味、焼締めの景色、灰や火色の揺らぎ——自然の痕跡をそのまま器の表情として受け止める姿勢が魅力。手に取るたび、料理やお茶の時間が静かに豊かになる、伊賀焼の“用の美”を体現する存在です。